アスリートのための食トレオンラインコーチングは、毎食のお写真を送っていただき、それについて専任スタッフがフィードバックを差し上げます。
また、月1回60分〜のオンラインでの個別コーチングによって、より効果的な食事についてのアドバイスを差し上げます。
つねに、アスリートの方が「どうなりたいか?」という目標を基軸に、食事メニューのアドバイスを行っておりますので、お嫌いな食事を押し付けることはございません。
いい食事ってどんなものだと思いますか?
「いい食事」とは、決して体にいいもの、栄養バランスの取れたものだけではありません。
私どもが考える「いい食事」とは、つぎの3つの要素を満たしたものになります。
- 1.個々に合わせた栄養のバランスが取れている
- 2.味だけでなく、見た目にもおいしそう
- 3.楽しい雰囲気
本来、食事とは楽しい時間であり、幸せな時間です。
ですので、たとえコンビニで買ったツナ缶でも、お一人よりも家族や大切な方たちと食べるほうが楽しいでしょうし、また、いつものサラダにスーパーで買ってきた唐揚げをトッピングするだけで、食欲がそそられることもあります。
それらによって、必要な栄養素を楽しみながらしっかりと摂取できることが食事によるパフォーマンスアップを最適に高めてくれると考えております。
目標達成に向かって、お一人でがんばらないでください。
私たちは、あなたの目標をサポートするチームです。
あなたが望むサポートチームを、あなたとともに作り、目標に向かってまいりたいと思っております。
なぜ、本サポートをはじめることにしたのか?
それは、アスリートの方から食事において、つぎのような間違ったお考えを耳にすることが少なくないからです。
よくある間違い①:カロリーを抑えたら減量できるし、体脂肪も落ちる
いいえ、栄養不足・エネルギー不足に陥り、結果、不調になったり減量できないことがあります。
この場合は、摂取カロリーは変えずに、タンパク質・炭水化物・脂質のバランス(PFCバランス)を変えることが大切です。
よくある間違い②:PFCバランスを重視した食事であれば大丈夫
もちろん、PFCバランスの整った食事は食トレのベースであることは間違いありません。
しかし、例えばケガをしたときなどは、加えて亜鉛・マグネシウムを多く含んだ食事を心がけ、またビタミンCを同時に摂取すると吸収率が高まるのでケガからの回復を促進できます。
よくある間違い③:おかずをたくさん摂ればいい
品数を増やすことで、糖質(ごはん・パンなどの炭水化物)の過剰な摂取を抑えやすくなります。
しかし、おかずの中にも糖質の高いものがあるので注意が必要です。
また、現代の食生活は「白い糖質(例:白米・うどん・そうめん・パン・白砂糖など)」を過度に摂取しやすいことが多いため、なるべくタンパク質と食物繊維を一緒に摂ることを心がけましょう。
それによって、GI値(食後血糖値の上昇度)を低く抑えられます。
血糖値の急激な上昇は、集中力を低下させたり、血管を傷つけ、慢性的に体が炎症した状態になることがあります。
そうなると、炎症を抑えるために体のエネルギーが使われてしまい、エネルギー不足になることもあります。
ちなみに、おそば・黒砂糖・全粒粉などの糖質は、ミネラルも含まれているのでオススメです。
よくある間違い(番外編):血液検査の結果を見てもよくわからない
数字の良し悪しに関わらず、チェックしておいたほうがいいのがつぎの6項目です。
- MCV
- MCH
- MCHC
- AST(GOT)
- ALT(GPT)
- フェリチン
これらの数値がわかれば、ケガのリスク(肉離れや足がつるなど)や近い将来、どんなパフォーマンスになっているのか?が予測できるようになり、その対策も打てるようになります。
ここ一番の勝負の分かれ目になるもの
昨日、今日の食事が変わることで、明日すぐに望んだパフォーマンスができるわけではないかもしれません。
しかし、ここ一番の試合や、試合の中で勝負の分かれ目となるパフォーマンスができるかどうかは、もうひと踏ん張りできる力にかかっており、そのようなここ一番の“原動力”になるのが“日々の食事”であると考えております。
「まずは、たくさん食べること」そこからはじめるだけでも、体は変わりはじめます。
事実、サポートしている20代前半のプロサッカー選手などは食事量を増やしはじめたことで疲れにくくなったり、カゼをひかなくなったといった変化を実感しています。